環境,アスベスト

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環境,アスベスト

私たちの生活環境の中に、現在でもアスベスト(石綿)を使用した建築物が多く存在します。

アスベストとは、石綿ともいわれ、天然にできた鉱物繊維です。アスベストの特性は、熱にも摩擦にも強く、切れにくい繊維と、酸やアルカリにも強いなど、耐久性にも優れていることです。

しかし、アスベストの繊維は、目に見えないくらい細かいために、大気中に飛散したアスベストを気づかないうちに吸い込んでしまう可能性があります。

吸い込んでしまったアスベストは、肺組織に深く入り込み、15~40年という長い潜伏期間を経て、肺がんや悪性中皮腫などの病気をひき起こします。

アスベストによる健康被害は、潜伏期間が長いことから病気を発症した時には、すでに企業が存在せず、労災認定が受けられないなど補償の問題もひき起こしました。

現在では、2007年3月に「石綿による健康被害の救済に関する法律」が施行され、石綿健康被害救済制度が創設されました。

アスベストを使用した建築物は、昭和40年代の高度成長期に多く建てられています。建築物の解体や改修、補修を行う際には、事前に吹き付け石綿等の使用の有無を調査し、大気汚染防止法に基づき事業者は、作業場所、作業機関、作業方法などを都道府県知事へ届け出ることが義務付けられています。


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